LEADERS BLOG

リーダーのためのブログ

2017.12.14

上位概念・組織開発協創の現場から

「周年3ヵ年計画」のススメ

 

「周年3ヵ年計画」のススメ

 弊社では今年の夏から、会社の成長の節目である「周年」を軸に、毎回異なるテーマで勉強会を開催しています。

 そこではご担当者の立場からのお悩みや「どうしたらいいの?」「他社ではどんなことをやっているの?」など率直な質問が飛び交い、相互にヒントや刺激を与え合う場になっています。

 参加される担当者の皆さまは、

「周年は5年後。まだ随分時間はあるから、情報収集を行っているところ」「3年後に周年を控え、急遽、周年の部署が立ち上がり担当を任された。いつから何を始めたらいいのか分からない」・・・

など、周年の準備をどのタイミングから本格的にしたらよいのか、どのようなことを実際にしていけばいいのか分からない。でも、まずは情報収集からスタートし、せっかくの機会を効果的なものにしたいという思いをお持ちです。

  周年の準備に早すぎるということはありません。早めの段階から情報収集をしていくことは非常に大切です。しかし、情報収集ばかりしていて結局、実際の活動期間が半年になってしまっては、効果的な周年機会にはならないことは想像がつくでしょう。

 多くの会社さまでは、3ヵ年、5ヵ年経営計画があるように、周年を考える際にも、「周年3ヵ年計画」を作成することをお薦めします。その他の経営イベントのタイミングと合わせ、1年目、2年目、3年目をどのようなフェーズにしていくことで、どのような成果を得たいのかを明らかにすることが鍵です。

 たとえば、1年目は「周年事業のコンセプトを明らかにし、経営層と意思統一する」ことに力点を置いた周年企画確定フェーズ、2年目は「理念やビジョンに組織の関心を寄せる」具体策展開フェーズ、3年目は、「社員のビジョンへの参画行動を高める」現実的な職場における活動促進フェーズ・・・といったように、●周年からカウントバックした計画化をします。そして、そのフェーズにおける具体的活動案を洗い出しておくことで、最終的には、周年で得たい成果を実現するためには、今何を考えなければならないのか、次にどのようなことを行うべきなのか、現在の立ち位置が明確になります。

また、周年事業を推進していくにあたり、意思決定者や関係者と適切なタイミングで時間軸を共有することで、企画のスムーズな進行につなげることができます。●周年ギリギリでの確認・意思決定では、せっかく考えた企画も水の泡なんていうことも…。

 スタートは大変かもしれませんが、時間に追われるのではなく、効果的な周年機会にするための担当者さまの味方のツール「周年3ヵ年計画」。ぜひ、作成してみてはいかがでしょうか。

林 恭子

 

この記事の執筆者

林 恭子

コンサルタント
専門分野:企業文化