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リーダーのためのブログ

2016.08.31

朝礼講話のネタ帳

「トーキョーショー」から考える、ブランド創造

 リオ・オリンピック閉会式で行われた、2020年の東京大会プレゼンテーションは、素晴らしかったですね!

 雨でも品を失わず輝く、日本の着物や帯の
美しさ。
人文字で表現された、東日本大震災支援への感謝の気持ち。
スーパーマリオやドラえもんをはじめとした、
世界的アニメキャラクターの豊富さ。
アスリートたちの鍛え上げられた身体の美しさ。
エンターテイメントと最新のVR技術、音楽が融合し、洗練されたパフォーマンス。

 会場とのパフォーマンスと映像を組み合わせた、この「トーキョーショー」。海外の方々にオリンピックへの期待感を印象付けましたね。

 インパクトを残した要因は、様々な日本や東京を象徴する要素から、過去や現在ではなく、2020年の「未来」をイメージして何を「魅せる」かを厳選したことにあると思います。

 ものづくりでもなく、温泉などの観光資源でもなく、ソフトパワーの豊かさ。

 日本に住む私たち自身も、これからオリンピックに向けて、どのような「新しいイメージ」を海外の方々に持ってもらいたいかを、ポジティブにイメージするキッカケになったのではないでしょうか。

 企業ブランドにおいても、どのような新しいイメージを印象づけるか、という「ブランド創造」の考え方と、構成要素を明確化することは重要です。
 構成要素を我々は「魅せる要素」と呼んでおり、たとえば、トーキョーショーでいう「アニメキャラクターなどのクリエイティブの豊かさ」や「感謝やおもてなしの気持ち」がそれにあたります。ビジュアルや技術だけでなく、価値観などの精神的なものも含まれます。

 約3年前、ビジョン実現に向けたブランドコンセプトと「魅せる要素」を明らかにした、あるお客さま。
 当時は、縮小するマーケットに活路を見出しづらい状況でした。もちろん、「顧客密着」「仕事への真摯さ」などの印象を外部から持っていただいていましたが、それだけでは状況は変わりません。

 今後のビジョンをもとに「新規ビジネスが実験的に生み出される場」という新たなブランドイメージと、そのための魅せる要素として「逆転の発想で立ち向かう姿勢」「強みが異なるビジネスパートナー群」「受容力の高い文化」などを定義しました。

 これらは既に持ち合わせていたものですが、皆で意図的に「魅せる」ものとして共有したことで、考え方や活動の方向性が定まり、現在は既存ビジネスにとらわれない事業開発を行うことが日常化しはじめています。

 先日、管理職以上が集まるミーティングにおいても、3年前に定義した「魅せる要素」を象徴する考え方や、実践を重ねた結果生まれたものが、現在の自分たちの強みとして語られており、風土として根付いていることが窺えました。

 企業ブランドを行動として体現するのは、一人ひとりの社員です。ビジョン実現に向けて、自分たちの新しい「印象」を見出すこと。「魅せる要素」を具体化すること。

 これが皆さんの会社をトーキョーショーのような、ワクワクする「ショーステージ」に変える、第一歩となるはずです。

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北島 藍子

この記事の執筆者

北島 藍子

コンサルタント
専門分野:企業文化