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リーダーのためのブログ

2016.06.08

朝礼講話のネタ帳

ともそだて

 4歳になる娘は、私の会社復帰タイミングからずっと同じ保育園に通っています。
「共育て」という理念を持った保育園で、親と先生が共に、親同士も共に、こどもたちを育てていく、というもの。

 そんな園の考え方・姿勢に非常に共感しているのですが、現実の実行レベルでは色々と難しい局面も多く、私自身も園の行事や他のご両親たちとの交流機会などへの参加ができないこともあり、言うは易し…と思っていました。

 ところが最近、この保育園の親向けLINEグループがつくられ、「共育て」を実践・体感できる状況が生まれています。

 早い時間にお迎えに行ったお母さんが
「今日は先生が~を話してくれた」
「みんなで~をしていた」
など写真を含めた情報発信をすれば、遅いお迎えのお母さんからのお礼の返信や「明日の持ち物念押し」発信が入るなど、メールよりもリアルなやりとりの応酬。

 発信の度合いに関係なく、それぞれが自分のできることを見つけて自分なりの距離感で関わるプロセスが生まれて、面と向かって会った時よりもお互いの関係や理解が深まっているのです。

 時には発信情報の是非で、先生と親との間で意見の食い違いもありますが、むしろそのことにより、見方や考え方が擦り合わされてきていると感じています。私自身もその情報のおかげで、先生たちと具体的な出来事に基づき話し合える状態ができており、より密な連携が取れるようになってきました。

 目的は様々ですが、例えばマンション内や地域交流の場など、多くの「コミュニティ」が形成されていますが、その維持・運営にはどこも苦労されていると思います。コミュニティを効果的に形成・発展させていく、コミュニティ・マネジメントを事業とする企業も増えていますが、コミュニティの必要性やメリットは明確であるものの、そうスムーズにはいかないのが実態でしょう。

 自発的・自律的に活性化するコミュニティの必要要素として、以下2つのことが挙げられるのではないでしょうか。


①必要性・メリットを超えた“理念”の存在
 人はメリット・デメリットだけで動くものではありません。やはり、その集団の価値観とも言える、“理念”に共鳴できることは欠かせないでしょう。そして、単に掲げているだけではなく、誰もがその理念を「実践」でき、そして実践できていることが「実感」できる状況づくりも重要です。


②コミュニティ内の“プロセスの見える化”
 参加者各自がコミュニティとの繋がりを持ち、自分で自分の欲求を認識し、取りたい行動に気付けるような環境・場のデザインが重要です。今現在のコミュニティの状態・起こっていることを把握することができれば、誰かの明確な指示がなくとも行動を起こすことができる、そんな“プロセスの見える化”が欠かせません。

娘の話以外の情報源を得たことで、私の「こそだて」も活性化していけそうです。

 

↓子育て・育休…を通じた社員育成については、こちらにも。
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右脳で掴む!朝礼講話のネタ帳 育休期間に経営学!?
(語り手:チーフコンサルタント 立石 裕美)

/news-i/unou/041.html
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北島 藍子

この記事の執筆者

北島 藍子

コンサルタント
専門分野:企業文化