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リーダーのためのブログ

2013.02.27

朝礼講話のネタ帳

メイド・イン・ジャパン

 先般NHKで放送された「メイド・イン・ジャパン」を観て、日本の家電製品が輝いていたかつての日々を懐かしんだ。内容的には、今の日本の大手家電メーカーの危機を新興国の新興家電メーカーと葛藤しながら最後は互いに提携して生き延びていくというものである。

 そこに登場する主要な人物は三〇〜五〇代で、日本が世界に誇る技術大国としての栄誉に浴していた七〇〜九〇年代に青春を過ごした働き盛りの人間。最終回の三話で、葛藤していた元同期の二人が、家電製品の廃棄物が山と積まれた倉庫内で、七〇年代にブームとなったラジカセを見つけて、その場で修理し、そこから流れてくる音楽に感激するシーンがあったが、あれは当時一世を風靡したヒット商品として各メーカーが力を入れて開発したものであり、誰もが購入したものだった。

今 でこそ日本の家電メーカーは、米・アジア諸国などの競合に追い上げられ苦境にあるが、メーカーとしてどれだけ魅力的な製品を創っていくことができるかが、やはり重要なのだろう。それは店頭に並べられている製品に憧れて将来そのメーカーで活躍しようと思う一〇代の人たちがどれだけいるかにかかっているのではないか。また、技術に自惚れて保身に走ってしまえば、企業としての活力を失い、魅力的な製品が出せなくなることに繋がりかねない。

 「技術はだれのためにあるのか」を問い続けていくことの重要性に改めて気づかせてくれた。          

本間 靖啓

この記事の執筆者

本間 靖啓

コンサルタント
専門分野:企業文化