LEADERS BLOG

リーダーのためのブログ

2019.06.12

上位概念・組織開発協創の現場から

「楽しさ」が働き方改革を加速する

 4月より改正労働基準法の施行が順次始まりました。
 テレワーク推進や勤怠管理ツール、業務システムに管理職教育など、多方面から支援サービスが提案されています。とはいえ「生産性向上」「多様な働き方を受け入れる」「労働時間の削減」など、改革の目的はレベル感も大小も混在していますし、人によって関心の度合いも異なり、いったい何からどうすれば良いのか、ソリューション商品を見れば見るほどわからなくなるというのも本音だったりするのではないでしょうか。
 

 昨年から継続して、女性若手社員の「働き方改革プロジェクト」を支援しています。
 自分たちの力で新しいものを生み出す規範を、組織の中に根付かせて欲しいというTOPの期待からスタートした活動です。

 新メンバーで新たに始まった今期。自分たちはどういうことをしたいのかを検討していく中で、「会社方針に連動したものに」「業務効率を高めたい」などという意見は色々あったものの、働き方をどう変えたいかと言ったら「もっと楽しく、気分よく働きたい」というシンプルな結論に至りました。 

 「楽しい職場をつくる」というテーマで取り組むうえで、「楽しい」とはどういうことか、どんな条件がそろえば楽しくなれるかを議論しました。「やっぱり人間関係だと思う」「自分でコントロールして仕事ができること」「やりがいや自分に自信が持てることも大事」「達成感を感じられることかな」「責任ある仕事を任されたら貢献している、必要とされていると思える」……自分に照らして率直に出される意見は、モチベーション理論やエンゲージメントの概念を知っているかのように的確なポイントをついていました。

 活動の第一段階として、まず職場内の人間関係を良くし、チームワークが発揮できる状態をつくっていこうと、新しい施策やツールの情報収集を進めています。このことが既に「楽しい」になってきている、と一人のメンバーが話してくれました。

  「残業時間の上限規制を守る」「人手不足に対応するために自動化を図り生産性をあげる」「業務フローを見直し無駄な仕事をなくす」……どれも結果として実現するべきことではありますが、それらを「楽しく」やれるかどうかは、改革の実現への重要な要因だと改めて感じました。

 皆さんの会社の「働き方改革」は、楽しい、ワクワクする取り組みになっているでしょうか?